書道を愛し学びたい方へ。その2: 臨書あるあるがギュッと詰まった[王羲之「蘭亭序」全臨]ドキュメンタリーです。

こんにちは。

書家の木村翼沙です。

 

本日は、「手にした古典はやり切ろう!」宣言の

まとめです。

「手にした古典はやり切ろう!」宣言についてはこちらから。

 

そして、「手にした古典はやり切ろう!」宣言、

遂行、そして、大いに反省することがありました。

その記事のリンクはこちら。

(是非チェックしてみてください。)

 

書道を愛し学びたい方へ。その1:「手にした古典はやり切ろう!」宣言、遂行。そして、反省。(かなり)

 

(「手にした古典はやり切ろう!」宣言は、

Facebookの書道教室ページにて

https://www.facebook.com/Calligrapher.Tsubasa.Kimura/

都度、投稿していました。)

 

 

本日は上記の書道教室ページより、

記事の一連をまとめました。

 

今回の臨書の取り組みを通して、

少しずつ上達しているような、

一個人の心の変化や思いがダイレクトに

伝わるような、

そんな記事です。

 

そして、FBの投稿をまとめた後に、

大いなる客観的な反省をしております。

(こちらも必読です。笑)

 

長文ですが、あなたの臨書にきっと役立つはず。

是非、最後までお楽しみくださいませ。^^

 

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2017年7月1日

「手にした古典はやり切る!」宣言、

第1回目のご報告です。

 

蘭亭全臨に挑戦中です(o^^o)

今週、目標7枚のところ、9枚行きました^_^

 

第2回目を楽しようとしている訳ではございませぬ(._.)

出来る範囲でコツコツと。小さなことからコツコツと。

完璧などございませぬ故、とにかく前に進むのです!

 

臨書、毎日と言わずともなるべく続けてやるべきです。

分かっているけど、簡単ではなし、身を以てして。

しかし、蘭亭、いつ書いても難しい。。。嗚呼。。

 

蘭亭全臨第一回記録写真

蘭亭全臨第一回記録写真

蘭亭全臨第一回記録写真

蘭亭全臨第一回記録写真

 

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2017年7月7日

「手にした古典はやり切る!」宣言、

第2回目のご報告です。

 

蘭亭全臨中です。

今週は7枚書きました。
目標は第1回目7枚、第2回目7枚です。
前回9枚書いたので、現在、16枚です。

(全部で54枚。)
最終目標は、折帖蘭亭全臨作品です!

 

およそ人の行動は2週間続ければ

習慣化される的なことを聞いたことがあるような、

ないようなところもあり、やや筆にも慣れてきた頃です。

でも…思うようにならないものですな^^;;

 

蘭亭全臨第二回記録写真

蘭亭全臨第二回記録写真

蘭亭全臨第二回記録写真

蘭亭全臨第二回記録写真

蘭亭全臨第二回記録写真

蘭亭全臨第二回記録写真

 

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2017年7月15日

「手にした古典はやり切る!」宣言、

第3回目のご報告です。

 

蘭亭全臨中です。

 

今週は9枚書きました。
目標は毎回7枚。

 

第1回目に9枚、第2回目に7枚、

そして今回9枚。現在、25枚です。

(全部で54枚。)
最終目標は、折帖蘭亭全臨作品です!

 

今週はやや忙しく、

あまり時間が取れなかったのですが、

1回ごとの精度が上がってきたところもあり、

1回に仕上げる枚数が増えてきています。

(臨書あるある)

 

でも、毎回の小さな目標をちょっとずつ

クリアしていっているので、

この作戦は臨書がはかどらない、

書き散らかしている、

何したらいいか分からない、

もうどうしたらいいかさえ分からない、

数々の臨書あるあるから解放されそうです。笑

 

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2017年7月31日

「手にした古典はやり切る!」宣言、

第4・5回目のご報告です。

蘭亭全臨中です。

 

第4回目8枚、第5回目10枚書きました。

 

どうにも考え事をしてしまい、集中できず、

今回BGM付き。
それが功を奏して調子が上がってきたようです。

 

皆様もそれぞれ工夫して臨書に臨んでくださいね。
楽しくなくちゃ、続けられませんから!

 

そんな訳で蘭亭全臨も予定より早く終盤を迎えそうです。
もうすぐ折帖清書段階に入ります。ドキドキ!

 

さて、半紙に向かう時、

姿勢を正して、左手を必ず添えます。

(「左手を添える」は、紙を押さえることもありますが、

我が国の文化でもあります。外国人に教える時、

いつも「左手を忘れないで!」と注意します。)

 

その時、私の場合、同時に左手を利用して

文字のサイズ感・位置関係を測っています。

半紙練習は、筆法・結構、

そして紙面のレイアウトの大きく3つの要素があります。

 

左手を添えて、姿勢を正し、

紙を押さえるという目的の他、

写真のように、文字のサイズ感をチェックして

紙面のレイアウトを整えます。ご参考までに。

 

蘭亭全臨第四・五回記録写真

蘭亭全臨第四・五回記録写真

蘭亭全臨第四・五回記録写真

蘭亭全臨第四・五回記録写真

 

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2017年8月1日

「手にした古典はやり切ろう!」(第6回目)

私の夏休みの宿題です、王羲之先生!

 

蘭亭全臨第六回記録写真

蘭亭全臨第六回記録写真

(注:Facebook ページでは動画を投稿しておりました。

ここでは再生出来ません。)

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2017年8月13日

「手にした古典はやり切ろう!」(第7・8回目)

第一弾蘭亭全臨半紙編終了しました!

 

かれこれ2ヶ月程かけてのんびり臨書して参りました。

何もしない2ヶ月もあっという間!

のんびり臨書を続けた2ヶ月もあっという間!

同じ期間、続けた2ヶ月は気持ちの良いものとなりました。

 

最初に比べたら随分上達しているし、

目的達成の清々しさも味わえました^ ^

これは良いこと尽くめですな!

 

さて、自分や周辺を見渡してみてください。

たくさんの諸々、やらなければならないこと、

生活、誘惑、なにもしないこと、で溢れています。笑

 

やり切ることは実はとっても難しいと思います。

 

それでもやり切るお稽古です!
頑張りましょう〜!(o^^o)

 

ネクストステージは、お盆休み明け、

第二弾、手にした古典をやり切ってさらに形に残す、

蘭亭折帖臨書に入ります。

 

蘭亭全臨第七・八回記録写真

蘭亭全臨第七・八回記録写真

(注:Facebook ページでは動画を投稿しておりました。

ここでは再生出来ません。)

蘭亭全臨第七・八回記録写真

蘭亭全臨第七・八回記録写真

蘭亭全臨第七・八回記録写真

蘭亭全臨第七・八回記録写真

 

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2017年8月21日

【失敗から学ぶ】または【見切り発車】

「手にした古典はやり切ろう!」(第9回目)

今週から折帖清書、蘭亭全臨仕上げに入ります。

 

そして、本日は折帖注意点を。

 

既に完成されてる折帖に書くときは、

下の紙に墨が染み込むので、紙の間にあて紙が必要。
(見事に墨が染み込んだ。笑)

 

そして次ページに書く時、
重ねて書くことになるので、やはりあて紙が必要。
(上から押さえることになるので、じわっと墨が移った。笑)

 

こういう類はサンプルがないので、

紙の感触はぶっつけ本番。

経験を重ねていくしかないところ。

 

それで宣紙、めっちゃ滲みます。

いつもの半紙練習の書きようでは、

とてもゆっくりなので、

滲み、かつ、墨がすぐ無くなりかすれる。
(めっちゃ滲んでめっちゃかすれた。笑)

 

おっと、これは大変。
やらかしましたね!(爆)

 

解決策としては、

 

1,宣紙以外で作られた折帖を探す。
(紙を変える。)
2,濃墨に変える。
3,行書用教室推奨筆「山之辺」を変える。
(山之辺は柔らかい筆なので固めの筆に変える。)
4,めっちゃ墨を含ませて速く書く。

 

が考えられます。

 

しかし、1,2,3,では道具の条件が全て変わるので、笑
半紙全臨で練習した道具を踏襲したいところ。

 

細かく条件を伝えると、

「山之辺」は柔らかい筆なので、

濃墨を使うと、濃墨は粘りがあるので筆の動きに制約がかかります。

 

道具の特性が調和していれば、

何のストレスもなく書けるのです。

しかし、今回、自分で決めた条件内に当てはめたい目論見があり、

力技を使わなければならないようです。

 

宣紙折帖は既にもう一冊購入しているし、

これから折帖臨書を続けるのに、

安価であって続けやすいという条件もあり、

出来れば、この子を使いたいところ。

でも。この宣紙折帖、造像記系の楷書など用に置いておこうかな。

同程度の価格帯の別素材の折帖を探そうかな。

やはり、4,の解決策、めっちゃ速く書こうかな。

どうする、私!?

と、言う訳で折帖メモ、お付き合いありがとうございました。

結果はまた追ってご報告いたしますm(__)m

 

蘭亭全臨第九回記録写真

蘭亭全臨第九回記録写真

蘭亭全臨第九回記録写真

蘭亭全臨第九回記録写真

蘭亭全臨第九回記録写真

蘭亭全臨第九回記録写真

蘭亭全臨第九回記録写真

蘭亭全臨第九回記録写真

蘭亭全臨第九回記録写真

蘭亭全臨第九回記録写真

 

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2017年8月22日

「手にした古典はやり切ろう!」

(第9回目リベンジ)

 

昨日の反省を踏まえて笑
本日、折帖清書。

昨日の今日で宣紙の癖にも少し慣れ、

やはりひとまず宣紙折帖で仕上げようと思い。

まま、紙の状況は変わらずです。

とても早く書きました。

 

故に荒さは否めないけど、

遠目に雰囲気は出たかな、と笑

 

蘭亭全臨第九回リベンジ記録写真

蘭亭全臨第九回リベンジ記録写真

蘭亭全臨第九回リベンジ記録写真

蘭亭全臨第九回リベンジ記録写真

蘭亭全臨第九回リベンジ記録写真

蘭亭全臨第九回リベンジ記録写真

蘭亭全臨第九回リベンジ記録写真

蘭亭全臨第九回リベンジ記録写真

 

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2017年8月23日

「手にした古典はやり切ろう!」(第10回目)

蘭亭折帖前半終了です!
これはなかなかに楽しいですぞ^ ^

これから、一昨日、反故にした宣紙折帖を買い足し、

さらにそれに変わる折帖を探しに行きます!

 

蘭亭全臨第十回記録写真

蘭亭全臨第十回記録写真

(注:Facebook ページでは動画を投稿しておりました。

ここでは再生出来ません。)

蘭亭全臨第十回記録写真

蘭亭全臨第十回記録写真

蘭亭全臨第十回記録写真

蘭亭全臨第十回記録写真

 

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2017年8月25日

「手にした古典はやり切ろう!」(第11回目)

 

残すところ、ラスト一回分となりました!

(本日、全12回の第11回目です。)

 

実は、蘭亭全臨の新コースを作ろうと計画しております^_^

検証過程ということでもあったのです!

 

という訳で、これはいけそう!

ただ、折帖清書をどこまで落とし込めるか、です。

 

宣紙以外の折帖、価格約3倍でした。。

お稽古では、続けられる状況を作ることも大切な訳で、

宣紙折帖を使うことにします。

 

この宣紙折帖清書が一旦終了してから、

筆や墨などのお道具を変える検証もしてみます^_^

 

蘭亭全臨第十一回記録写真

蘭亭全臨第十一回記録写真

(注:Facebook ページでは動画を投稿しておりました。

ここでは再生出来ません。)

蘭亭全臨第十一回記録写真

蘭亭全臨第十一回記録写真

蘭亭全臨第十一回記録写真

蘭亭全臨第十一回記録写真

 

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2017年8月27日(第12回目)

折帖後半の清書も終了し、ひとまず全12回の

「手にした古典はやり切ろう!」をやり切りました!

 

蘭亭全臨第十二回記録写真

蘭亭全臨第十二回記録写真

蘭亭全臨第十二回記録写真

蘭亭全臨第十二回記録写真

 

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いかがだったでしょうか!?

蘭亭全臨記録。

 

はい、お気づきですね。

折帖清書に入ってからの、

見事な「手段の目的化」!笑

 

(第1回〜第8回までの半紙全臨で

もう達成感満喫していますから!笑)

 

もう、終わってはしゃいでる感じが

微笑ましいではないですか!笑

 

終わらせたくなる、人の心理です。

人間だもの!

 

もちろん、もちろん、

個人的な目的を達成するためには、

これで全く問題ございません。

 

ま、一旦は折帖清書のボリュームがどんなものかを

知りたかったので、その感覚は掴めましたから、

ここから、どうするべきか、ちょっと整理して、

方法を探ってみます。

 

なぜここまで、私が

この行為にこだわっているのか、

と申しますと、

 

「手にしたやり切る!」宣言第一弾の

王羲之「蘭亭序(神龍半印本)」は、

前々から当書道教室のコースメニューにしたいと

考えていたからです。

 

数年ぶりの新コース誕生です。

そのドキュメンタリー!という訳です。

 

机上の空論よろしく、理論でメニューを作ることも

可能でしたが、実践に勝る説得力はない訳で、

自らやることで、自ら得たものが、そのまま生徒さんに

還元される、そういうことにしないと、

良い指導ができない訳で、

「安心して、着いてきて!」と言いたい訳で。

 

失敗も説得力だと思っています。

(敢えての失敗ということで!笑)

 

失敗しないと、何が悪いか気づかずに

進んでしまう怖さ。

失敗は早いうちに。

そのまま進んでしまうと、

ドツボにドボンです。^^

 

今回の宣紙折帖は、

正直、ある程度、

書道経験者がなせる技。

つまり、力技で書きました。

 

指導する側の人間としては、

習う人に課題遂行のための

快適な状況と条件を提供したい訳です!

 

↑お稽古では、一見、皆の自由に委ねているように見えますが、

それも計算の内!笑。言うまでもなく、常に本気ですから〜。笑

 

力技を使っては、どこかで何かしらの支障が出ます。

そもそも不自然です。

書道は、本来、どこにも力を入れる必要がないのです。

筆や文字や道具に身を任せるのです。

委ねるのです。

そして、お稽古では、私に委ねていれば

安心して上達できる

ようにしたいところです。笑

(はい、頑張ります。^^;;)

 

そして、残念ながら、今回の宣紙清書は、

半紙臨書とはまるで別行為のようだったのです。

 

つまり、これまで気をつけていた線の質や、

造形、道具の扱いなど、一新しなければ書けないのです。

 

半紙練習によって、蘭亭に慣れたことで、

造形、形を真似る形臨から

作品の醸し出す雰囲気、

作者の意を汲み取る意臨の入り口に入ることはできましたが、

これは、本来意図しないもので、

結果的にそうなったことは、偶然であり、再現できません。

故に、コース課題には適していません。

 

私が一番苦手で避けたい表現は、

やってみたらなんかできた、というやつです。

そりゃ、そうでしょ。

そりゃ、なんかできるでしょ。

多分、あなたじゃなくてもそうなるよ、

というやつです。

 

何がしたかったの?、と。

何が目的だったの?、と。

そのたまたま偶然の結果に満足できてるの?、と。

 

本人自身が、考えに考えて、

訓練に訓練を重ねてやっと出来るものを

良し、としたい訳です。

 

はい、理想です。もちろん。笑

自戒を込めて言っています。

 

完璧である必要はないし、

(そんなものはそもそもない。)

ストイックになる必要もない。

でも、そういう気分で取り組んで、

その時のベストを発揮する、

ということにしたいのです。

 

 

そして、この行為のもう一つの理由は、

一昨年、王羲之先生の故居を訪ねた時に

王羲之先生と約束したことです。

 

字をいっぱい練習して、

いっぱい伝えていきます、と。

 

約束した時の願い事も叶えて頂きましたし。笑

 

約束は守らなきゃ、ね!

 

「手にした古典をやり切る!」は

それぞれがそれぞれに課した約束事のような

ものだと思います。

 

人生は、ちゃんと生きなきゃいけません。

ただ生きるのではなく、いかに生きるか。

 

でも、それがどういうことか、良く分かりません。

それに、とても難しいことだと思います。

 

私がお稽古でいつも言うことは、

ただ書くのではなく、いかに書くか。

 

書道は、ちゃんと書かなきゃいけません。

ですから、書道をちゃんと続けていくことは、

人生をちゃんと生きることに繋がるのでは、

なんて。

 

ちゃんと人生を生きたい、と思う真面目な

あなたにちゃんと本気の書を。

 

長文お付合い、

ありがとうございました。

 

ちゃんちゃん。

 

追伸:前回お伝えしたように、

この折帖清書に、悩んでいた私に、

生徒さんから思わぬアイディアを頂きます。

 

完成いたしましたら、またご報告いたします。

そして、それが上手くいった暁には、「蘭亭序コース」開始いたします。

乞うご期待下さいませ!^^

 

 

山東省臨沂市王羲之故居

山東省臨沂市王羲之故居

山東省臨沂市王羲之故居

山東省臨沂市王羲之故居

 

 

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