「字が下手」なのではない!実は、別の理由があるのです!

こんにちは。

書家の木村翼沙です。

 

もし、あなたが、

文字を美しく書きたいのであれば、

筆で文字を練習すべきであり、

しかし、ただ筆を使えば良いということではなく、

正しい筆の持ち方で練習しなければ

ならない。

 

これが美文字マスターのために

もっとも重要なことだと

何度もお伝えしているところですが、

本日は、その後はどうしたら良いの?

という話です。

 

「筆の持ち方」

の次に気をつけること、それは、

「筆の扱い」

です。

 

さて、具体的にどういうことでしょう。

 

 

例えば、

テキストの「あ」

a

受講生による筆の扱いを知る前の「あ」。

スクリーンショット 2014-11-11 11.13.35

特に、はらい部分に注目してください。

 

→はらい部分の拡大。

スクリーンショット 2014-11-11 11.14.19

筆が開いたまま、筆の腹を押さえつけて

はらってしまっている悪い例の良い例です。^^;;

 

 

つまり、文字を硬筆で書く時のように書いている訳です。

筆という道具では、これまでの硬筆の前後左右の動きとは別に

上下の動きが加わるのです。

 

この上下の動きがとても大切!

例えば、上のはらいでは、

はらいが終わるまでに徐々に筆を持ち上げて書きます。

 

開いた毛束をまとめていかなければ、

美しい線にならないのです。

 

続いて、

 

 

テキストの「え」

e

 

受講生による筆の扱いを知る前の「え」。

スクリーンショット 2014-11-11 11.14.00

特に、折れ部分に注目してください。

 

→折れ部分の拡大。

スクリーンショット 2014-11-11 11.14.42

形は、しっかりと良く捉えて書けています。

しかし、なんだか線がガサガサしています。

 

これもつまり、「筆の扱い」です。

 

拡大部分や線の終わりの処理が荒いので、なんだか

不安げな文字になっています。

 

筆で書いていることを忘れてしまっているのです。

つまり、硬筆と同じように書いているということです。

 

筆は、たくさんの動物の毛が束になっているので、

その一本一本の毛を丁寧に扱ってあげなければなりません。

 

 

線の折れ部分や線の終わり部分では、

しっかり毛束をまとめてあげましょう。

 

なんだか難しそうに聞こえますが、

筆を上下に動かし、

毛束を丁寧にまとめてあげるだけで

筆はしっかり反応し、

美しい線となってくれるのです。

 

さて、とは言っても初めのうちは、

「筆」の扱いが分からないはずです。

 

筆は昔は当たり前の文房具でしたが、

今は特殊な道具ですよね。

 

硬筆に馴染み切っている、或はキーボードを打つ

ことの方が多く、当たり前になった今日この頃では、

「文字を書く」という行為と「筆を扱う」という行為

を全く別ものと考えるべきです。

 

しかし、多くの人は、

筆で文字を書くということに対して、

「筆を扱う」という感覚がまるでなく、

「字を書く」行為のみと感じているようです。

 

そして、「私の字は下手」と嘆くのです。

 

それは、間違いです。

大きな勘違いです。

 

だって、「筆の扱い」方を知らないのだから。

 

「字が下手」なんじゃありません。

「筆の扱い」を知らない、というだけなのです。

 

そもそも、「字が下手」と嘆く時点で、

つまり、文字の美しさの基準が分かっている訳じゃないですか。

 

私としては、「文字」のことを考えると、

文字が先か、筆が先かの世界だと思うほどに、

切っても切り離せません。

 

(でも、筆だけは停まり、文字の在り方は時代と共に変化。

そういう私も文字を表すために、アルファベットを見ながら日本語打ってますもの。

→souiuwatasimo (変換キー) watasi→わたし→私 mojiwoarawasutameni,,,,,,,)

 

脱線しました。文字に対してこういうことをしているのだから、

「文字と筆」という概念が無くなって当たり前ですよね。

 

時代なのです。

中国語のキーボードなんてもっと激しい。

繁体字と簡体字のキーボードも全然違うし、

これはもはや国家、国語の問題なんです。

 

でも、私の問題ではありませんでした。

 

世の中は、マッチベターな方向にしか進みませんから、

現状の問題点は良い方向に解決されるしかない。

従って、歴史を眺められるボリュームになった頃に、

この問題は議論されるべきです。

 

脱線しました。

 

じゃあ、文字を美しく書く必要なんてなくなる、

という流れになるかもしれません。

ものすごく長い目ではそうかもしれません。

この問題も今、議論すべきではありませんでした。

 

今日は脱線祭りしております。

 

今、世の中を見渡して、文字が書けなくても良い、

ということは絶対言えません。

 

文字を書ける前提で世の中動いています。

大きな話ですね。笑

 

終着地点としては、文字は書けなければならない。

その文字を美しく書きたい。(その方が良いことが多い。)

じゃあ、美しく書くためにどうするか?

筆の扱いを知ることです。

 

以上(笑)。

 

本当にシンプルに、それだけなんです。

是非、筆の扱い、マスターしてくださいね。^^

 

(もちろん、練習あるのみです!^^)

 

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