「書道史の表現を読み解く!その②ー習うべきではない!?『墨跡』の表現についてー」ワークショップのご案内

こんにちは。

書家の木村翼沙です。

 

さて、早速ですが、6月のワークショップのご案内です。

来月は、約2年ぶり!帰ってきたレクチャーシリーズです!

 

知ればもっと楽しくなる!シリーズです。

第1回目の講義が思いがけず大好評だったので、

満を持しての第2回目です。

 

書道史の表現を読み解く!第1回ワークショップ資料

書道史の表現を読み解く!第1回ワークショップ資料

 

今回は、「墨跡」を中心にお話ししたいな、と思っております。

 

「墨跡(ぼくせき)」とは

元々、墨筆で書いた文字全般を指すのですが、

日本の場合、禅宗の高僧の筆跡のことを限定して「墨跡」と言います。

 

そして、実は、私の大学・大学院時代の研究は、

この「墨跡」だったのです。

 

「墨跡」みたいな書を書きたい。

これが、研究のきっかけです。

 

そして、「墨跡」みたいって、どんなだ!?っていう話です。

 

このことが今日の私が大切にしている書制作時の考え方や

作品スタイルに繋がるようです。

つまり、目的の一致と自然であることと、

その人らしさ、適材適所、などなど、かな。

 

結局、歪みは受け入れられない性質なのです。

魂の潔癖です。^^;;

 

と、いう訳で、(どういう訳で?)

「墨跡」について。

 

墨跡

墨跡

 

何と、書道的には、この「墨跡」、

”鑑賞はしても学ぶべきではない!亜流の書”

とされていることをご存知ですか?

 

「墨跡」は茶道との関わりも深く、

よくお茶席に掛けられるなど重宝されています。

 

それなのに亜流とは!

 

驚かれた方もいらっしゃることでしょう。

 

そんな「墨跡」を書道史的に見て、

その理由を追求しようと試みた、

斜めな学生時代だったのです。笑

 

では、なぜ、「墨跡」が亜流の書と言われるようになったのか、

それは「書道史」を知らなければ、理解できないところです。

故に、書道史の表現についても簡単にレクチャーして、

「墨跡」の位置関係と表現を見ていきたいなあ、と思っております。

 

そのことを通して、書道の表現について、

もっと知ることが出来るんじゃないかしら、と期待しております。

 

是非、皆様のご参加お待ちいたしております。

 

6月のワークショップ開催日

「書道史の表現を読み解く!その②ー習うべきではない!?『墨跡』の表現についてー」

6月17日(土曜日)

時間 10:30-12:00/14:00-15:30

場所 お稽古場(大阪市福島区福島1-5-18)

参加費 3000円

ご予約はこちらからお願いいたします。

 

 

*少人数制なので、ご予約はお早めにお願いいたします!

 

第1回目「書道史の表現を読み解く!」ワークショップの記事もご参照くださいませ。

第1回「書道史の表現を読み解く!」

 

さて、「墨跡」には「茶道」も欠かせないところでしょう。

私事ですが、

「墨跡」を追いかけていた青春時代、

ずっと「茶道」も習いたいと思っておりました。

でも、「書道」と「茶道」を同時に習うことは難しく、

最近までそんな自分を忘れていました。^^;;;

 

あれから10年ほど経ち、書家になった私ですが、

とあるきっかけで茶道熱発熱。^^//

 

茶道の道を探し始めているところです。

また折々ご報告できたら良いなあ、と思っております。

 

技術も精神も満たされたら

どんなに素敵な書が書けるかしら、と

自分自身に淡い期待をしている

甘い自分です。笑

 

しかしながら、書の線には、

徹底的に厳しいところです。

 

という訳で、徹底的に厳しい書の線を

しかし、ゆるやかに覗いてみたいという方は

こちらもどうぞ!

 

書道体験講座も絶賛実施中。^^

体験講座のお申し込みはこちら。

 

筆文字ひらがな練習シートが無料で届く大好評メルマガ登録はこちらから。↓

メール講座(メルマガ)

是非ご登録くださいませ^^

 

チューリヒ展覧会ご報告(オープニングパフォーマンス編)

こんにちは。

書家の木村翼沙です。

 

展覧会開催につき、スイスに行ってまいりました。

本日、オープニングパフォーマンスのご報告です。

 

今回の旅は、大阪からバンクーバーとスイスを行ったり来たり。

 

(チューリヒの展覧会オープニングパフォーマンス一週間後に、

バンクーバーで別の展覧会のオープニングパフォーマンスをする、

という体力試合でもありました。時差が意味不明です。)

 

さて、書のパフォーマンス。

 

このジャンル、実は二十年の歴史もないんじゃないかなあ。

私が始めた頃で十数年目とかだった記憶があります。

 

もちろん、書家がたくさんの人前で揮毫するというのは、

数百年も前から行われてきたことですが、

例えば、音楽に合わせて書くなど、

ショーとしての書のパフォーマンスは、

本当にまだまだ未開のジャンルなのです。

 

パフォーマンス作品に見られる、

瞬間の抑圧と解放は一つの調和があるかも分かりませんが、

私は基本的に作品として鑑賞するものではないと考えています。

 

特に私のパフォーマンススタイルでは尚更です。

 

どちらかというと、同じ時間、同じ場所にいて、

今まさに行われた出来事、空間を共有することに

意義があると思っています。

 

だから、パフォーマンスは肌で感じてほしいものです。

(ちなみに今は滅多にパフォーマンスしません。

貴重なパフォーマンスという訳です!^^//)

 

 

さて、パフォーマンス。

基本的に本番の一回きりだけです。

特に海外では、よほどのことがない限り、

事前に紙と墨を使っての練習などは致しません。

 

それで、どうしているかというと、

シュミレーションを繰り返すのです。

エア書道です。

 

チューリヒパフォーマンス

チューリヒパフォーマンス

 

音楽家と動きを合わせるのもエアです。

 

チューリヒパフォーマンス

チューリヒパフォーマンス

 

そして、本番を迎えるのですが、

この時、私、線が見えたんです!(驚)

 

このシュミレーションを繰り返している時、

確かに線が出来ていくのを見たのです!(爆)

 

ほとんど中2です。^^;;

 

上の写真には、私だけが見えている線があるのです。(笑)

 

と、いう訳で、これは上手く行く、確信の元、

本番を迎えたのです。

 

その前に、今回、大阪から書道教室の生徒さんたちが

オープニングパフォーマンスイベントに合わせて

遊びに来てくれました!

 

それは、とてつもなく嬉しいものでした!

心強さ半端なし!

ありがとうございます!

 

前日にみんなでチーズフォンデュを食べに行き、

夜のチューリヒを散歩しました。

どれほど癒されたか!

 

「めっちゃスイスやん!」って、

スイスの国旗がめっちゃ旗めく道で、

めっちゃ大阪弁で騒いでいるのを見て、

「めっちゃ大阪やん!」と思ったところです。

 

街角を歩く現地の人を見て、

「あのおっちゃんはおばちゃんか、おっちゃんか」論争に発展した時は、

「すでにおっちゃんゆうてるやん」って心の中で思ったところです。

 

脱線です。(笑)

 

要するに、来てくれて、

めちゃくちゃ笑った、ということです^^

 

チューリヒナイト

チューリヒナイト

 

チューリヒナイト

チューリヒナイト

 

チューリヒナイト

チューリヒナイト

 

本番前日に、心底癒されたという訳です。

 

さらに当日、日本の生徒さんから

お花が届きました!感激!

 

チューリヒパフォーマンス

チューリヒパフォーマンス

 

さて、パフォーマンス本番です。

たくさんの方々が見にきてくれました!

 

チューリヒパフォーマンス

チューリヒパフォーマンス

 

チューリヒパフォーマンス

チューリヒパフォーマンス

 

チューリヒパフォーマンス

チューリヒパフォーマンス

 

チューリヒパフォーマンス

チューリヒパフォーマンス

 

チューリヒパフォーマンス

チューリヒパフォーマンス

 

チューリヒパフォーマンス

チューリヒパフォーマンス

 

音楽家のニックさんです。

素晴らしいドラム、最高です!

 

私の一番弟子も来てくれました!

 

チューリヒパフォーマンス

チューリヒパフォーマンス

 

(私が、初めて書道を教えたのがこの素敵なスイス人なのです!

この方が日本に来ていなければ、書道を習いたいと言わなければ、

今の木村翼沙書道教室はない訳です!)

 

そして、この方を引き合わせてくれたのが、

今回の展覧会でご一緒させていただいている

陶芸家のレギーナさんという訳なのです。^^

 

感慨深い話です。人生は全く不思議です。

 

チューリヒパフォーマンス

チューリヒパフォーマンス

 

素晴らしいイベントとなりました。

今回お世話になりましたみなさまに

感謝いたしております。

 

本当にありがとうございました。

 

次回、チューリヒでの展覧会作品とメイキングを

ご報告・ご紹介したいと思っております。

 

では、次回もお楽しみに^^!

 

最後に、先に線が見えたというエア書道ですが、

なんと、ほとんど予想と違う筆の動きでした。(爆!!)

 

さすが中2です。

いえ、ライブです。

予想通りに行かないのが人生です。^^

 

もっとパフォーマンス上手くなりたいなあ、

と思ったチューリヒでした。

 

しかし日常の文字はお任せを!

こちらは絶対、上手くなって頂きます故。^^

 

書道体験講座も絶賛実施中です。^^

体験講座のお申し込みはこちら。

 

筆文字ひらがな練習シートが無料で届く大好評メルマガ登録はこちらから。↓

メール講座(メルマガ)

是非ご登録くださいませ^^

 

展覧会のご案内とお稽古のご報告。

こんにちは。

書家の木村翼沙です。

 

本日は、お知らせとお稽古のご報告です。

まずは、お知らせから。

スイスチューリッヒのインテリアショップSATOにて

書と陶の展覧会があります。

 

KALLIGRAFIE&KERAMIK

VERNISSAGE & VERANSTALTUNG
Vernissage: Donnerstag, 4. Mai, ab 18.00 Uhr
Musikalisch begleitete Kalligrafie-Performance

Veranstaltung: Sonntag, 7. Mai, 11.00 / 14.00 Uhr
Führung durch die Kunstschaffenden

Ausstellung: Freitag, 5. Mai bis Samstag, 3. Juni
Dienstag bis Freitag 12.00 bis 18.00 Uhr
Samstag 10.00 bis 16.00 Uhr

 

KALLIGRAFIE & KERAMIK

KALLIGRAFIE & KERAMIK

 

sato

sato

 

とても趣のある素敵なショップです。

お近くにお住まいの方は是非お越しくださいませ^^

教室からも生徒さんが数名お越しくださる予定で

本当に心強いです!

 

ご一緒させて頂く陶芸家のお二人はご夫婦で

本当に素敵な素敵な方達なのです。^^//

 

Shunichi Maekawa/前川俊一

Shunichi Maekawaの仕事(HP英語版)

 

Regina Alther/レギーナ・アルテール

Regina Altereの仕事(HP英語版)

http://www.smaral.com(日本語版)

 

10年ほど前に京都の石田大成社で展覧会でご一緒し、コラボレーションさせて頂いたことがきっかけで、以来ずっとご縁が続いています^^

その時の作品も一部展示いたします。

ちょっと懐かしい当時をリンクいたいます。

さすがに若い!^^;;

 

制作風景(作品制作記録)

 

さて、オープニングでは、

世界中で活躍されている作曲家NIK BARTSCHさんとの

書と音楽のパフォーマンス。

アバンギャルドなJAZZとのパフォーマンスは

初めてです。今からとても楽しみです。

 

Nik Bärtsch’s RONIN
(NIK BARTSCH’S RONIN / ニック・ベルチュ)

 

また、この展覧会において、

3・11後の日本を題材にしたドキュメンタリー映画

「negative : nothing 」の監督、Jan Knüselさんが

作家紹介のドキュメンタリー・フィルムを担当くださり、

期間中上映されます。

 

Jan Knüsel(ヤンさんのyoutube)

「negative : nothing 」はとても温かく美しいドキュメンタリー映画です。

 

 

そして、続いて、その一週間後に、

バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学の

UBC人類学博物館(MOA)にて展覧会がスタートします。

TRACES OF WORDS: ART AND CALLIGRAPHY FROM ASIA

Opening Party: Thursday, May 11, 7–10 pm. Free admission.
DATES: May 11 – October 9, 2017
CURATOR: Fuyubi Nakamura
Museum of Anthropology
at the University of British Columbia

 

moa

moa

これまでも、キュレーターの中村冬日博士と色々と

お仕事をさせて頂いております。

なんと、私がまだ書家ではなく、学生時代に

書道の勉強をしていた頃からのご縁です。^^//

 

オープニングでは、

チェロ奏者とご一緒に書のパフォーマンスが予定されています。

また、滞在中、書のワークショップも実施いたします。

 

他にも世界中で文字をテーマに表現している

素晴らしいアーティストたちが参加しています。

とても刺激的な展覧会で、楽しみです!

 

こうやって、マイペースながらも

周りの方々に恵まれながら、作品発表を続けられることを

心より感謝しています。本当にありがとうございます。^^

 

さて、普段のお稽古もとても充実してまいりました。

私は、書道が、”清廉な潔癖な美しいままの書道”でいられるお稽古をしたいという理想があります。

書道の俗っぽいところを見たくないのです。笑

書道が、私や生徒さんや外国人でさえ、誰にとっても、いつまでも、清く正しく美しく突き抜けた青空のような清々しい芸術であって欲しいと願っています。

例えば、春のうららかな午後、柳の枝のまだ小さい葉たちがそよそよと光る風になびく中、衣も風を含んで、それに見合う所作が生まれ優雅で、霞みがかった色合いの遠くの山々や近くで咲き乱れる鮮やかな花々、そこで聞こえる音は、ぜーんぶ遠くに感じるけれど、今、これが現実で、でも夢の中のよう!

みたいな、日常が、私にとっての書道なのです。笑

それぞれがそれぞれに、自然に素直に、書ける喜びも書けない苦しみも味わいながら、静かに穏やかに取り組み続けられる書道のことです!^^

まあ、それが何だと尋ねられたら、「さあー、筆に聞いてください。」なーんて、答えますがね。笑

 

脱線です。^^;;

 

さて、お稽古が楽しいなあ、と思うのは、

それぞれの立場や都合・趣味嗜好の中、

それぞれに異なる目的を持って、

書道という同じ目的と向き合っている。

という美しい奇跡の時間だからじゃ、ないかしら。

なんて思う今日この頃です。

 

木村翼沙書道教室

木村翼沙書道教室

 

木村翼沙書道教室

木村翼沙書道教室

 

木村翼沙書道教室

木村翼沙書道教室

 

木村翼沙書道教室

木村翼沙書道教室

 

木村翼沙書道教室

木村翼沙書道教室

 

木村翼沙書道教室

木村翼沙書道教室

 

それから、私の教室は少人数制なのですが、

“ならでは”という感じで、ワイワイ言いながら

書についてレクチャーしているのが、

とっても楽しいです。笑

 

木村翼沙書道教室

木村翼沙書道教室

 

 

木村翼沙書道教室

木村翼沙書道教室

 

そんなお稽古ですが、

海外展覧会出品のため、次回は5月17日水曜日です。

再び、皆様の元気なお顔と素晴らしい作品に

お会いできることを楽しみにしております。

(*宿題も楽しみにしております。^^)

 

通信課題は提出時にご注意ください。

(*下記のスケジュールをご参照ください。)

お稽古スケジュール2017

 

各お申し込みは通常通り承っております。

是非、ご予約くださいませ。

 

体験講座絶賛実施中^^

体験講座のお申し込みはこちら。

 

オンライン講座絶賛実施中^^

 

筆文字ひらがな練習シートが無料で届く大好評メルマガ登録はこちらから。↓

メール講座(メルマガ)

是非ご登録くださいませ^^